春 節 に 参 加 し て

聖マリア修道女会・桝田絢子



 2月18日、初めて中国センターの春節に参加することが出来ました。前々から朱さんに誘われていたのですが、忙しくていけませんでした。

  聖堂に入って祭壇が赤で装飾されていたのがまず印象的でした。日本では殉教者の祝い以外あまり赤で飾りません。それだけで違いを鮮明に感じました。中国語は分りませんが、新年の厳かなミサの雰囲気を味わいながら預かりました。

 最後にあった、先祖への供養の式にも驚きました。日本ではお盆と、お彼岸だけ公に先祖への供養をします。日本人は先祖を大事にすると言われていますが、キリスト教はそこまで土着化しなかったのでしょう。下町宣教共同体の方、関係者の方々など、日本人も多く参加していたのがうれしかったです。

  春節のお祝いパーティーはとても楽しみでした。ただ今年は、日本の厳しいビザ規制の影響で、今までのように働いている人がいず、留学生が多いので、前日は寝ないで準備したと聞き、大変だったのだと心が痛みました。教会ゆえに守られていたように感じていたものがなくなり残念です。それでも参加者は皆、心づくしの暖かいお祝いの食事を喜んでいただけ、準備してくださった方に心から感謝申し上げます。

  パワーポイントでの、日本と中国の交流についてはとてもきれいにまとめて下さり、戦争時代を知っている者にはかえって心が痛みました。長い交流の歴史を真に良いものにしていきたいですね。

 その後の、獅子舞は日本のものが中国伝来であることを良く知ることが出来たものです。形は文化の違いで変わっていますが、獅子舞を通して両国で願われることは同じですね。

  秦野まで帰るため今年は途中で失礼しましたが、こんなに身近に交流を体験でき喜び、感謝しています。

 

『友誼の声』第72号へ戻る